夕飯後、流し台に重なったお皿を前にして
「これを洗い終えたら、冷蔵庫に入っている野菜ジュースを飲もう。」
と決めた。

お皿を洗って、明日の朝ご飯用におにぎりを握ったら結構へとへとになっていて、冷えた野菜ジュースが特別なご褒美みたいに思えたし、実際とても美味しかった。

「疲れたねぇ。」と労いながら肩を叩き合った。
力が強すぎたり弱すぎたりくすぐったかったりして、肩は凝ったままだったけど楽しかった。